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5月のユーロ圏景況感指数102.7、予想上回る-ECB会合控え

ユーロ圏では5月の景況感指数がエ コノミスト予想を上回る伸びとなった。デフレリスク回避と景気支援の 措置を検討している欧州中央銀行(ECB)は、政策決定会合を来週開 催する。

欧州連合(EU)の欧州委員会が28日発表した5月のユーロ圏景況 感指数は102.7と、4月の102.0を上回った。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト29人の予想中央値は102.2への改善だった。

ECBのドラギ総裁は今週初め、雇用や成長押し上げにつながる企 業や家計への与信拡大策として、流動性供給に注目していることを示唆 した。ユーロ圏経済は1-3月(第1四半期)まで四半期連続でプラス 成長を果たしたものの、景気は引き続き弱い上にインフレ率はECBが 目安とする水準を大きく下回っている。

ダンスケバンク(コペンハーゲン)のアナリスト、パーニル・ボン ホルト・ニールセン氏は「経済に対する信頼感は消費者信頼感と企業景 況感に添う形で改善している」とし、「センチメントの変化は投資と耐 久財の潜在需要を徐々に解き放ち、7-12月(後半)の一段と力強い回 復へとつながるだろう」と語った。

この日の発表によれば、5月の製造業景況感指数はマイナス3.0 と、前月のマイナス3.5 (改定値)から改善。サービス業景況感指数は プラス3.8と、これも4月の3.5から上昇した。また、5月の消費者信頼 感指数の改定値はマイナス7.1で、21日公表の速報値と一致。4月はマ イナス8.6だった。

原題:Euro-Area Economic Confidence Climbs More Than Expected in May(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Catherine Bosley.

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