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ドイツ:5月失業者が予想に反して増加-景気減速の兆候

ドイツの5月の失業者は事前予想に 反して6カ月ぶりに増加した。同国の景気回復への信頼感が弱まりつつ ある兆候が示された。

独連邦雇用庁(FLO)が28日発表した5月の雇用統計によると、 失業者数は季節調整済みで前月比2万3937人増の290万5000人。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト31人の予想中央値は1 万5000人減だった。失業率は6.7%で前月と変わらず、約20年ぶりの低 水準にとどまった。

ドイツの企業景況感は5月に悪化。最大の輸出市場であるユーロ圏 が成長回復維持に苦戦しており、これがドイツの景気減速につながると の懸念が背景にある。同国成長率は1-3月(第1四半期)に0.8% と、前四半期の0.4%から加速。暖冬で建設と国内消費が押し上げられ たためだった。

デカバンク(フランクフルト)のエコノミスト、アンドレアス・シ ョイアレ氏は「景気拡大のピークは過ぎたと認識する必要がある」と し、「これまでと同じペースでの継続は難しいだろう。ただし、現時点 では経済の全てがまだ順調だ」と続けた。

原題:German Unemployment Unexpectedly Rises as Growth Seen Slowing(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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