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5月27日の米国マーケットサマリー:S&P500種過去最高値

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3633   1.3646
ドル/円            101.99   101.94
ユーロ/円          139.05   139.10


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       16,675.50     +69.23     +.4%
S&P500種           1,911.91     +11.38     +.6%
ナスダック総合指数    4,237.07     +51.26    +1.2%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .35%        +.00
米国債10年物     2.51%       -.02
米国債30年物     3.36%       -.03


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,265.70    -26.20   -2.03%
原油先物         (ドル/バレル)  104.13      -.22     -.21%

◎NY外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場では、ドルが7週ぶり高値に上昇。4月 の米耐久財受注が予想外に増加したことが背景にある。

ユーロはドルに対し、このままいけば月間ベースでは1月以降で最 大の下げ。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、刺激策拡大の 用意があることを示唆した。ハンガリー・フォリントは下げを拡大。中 銀が政策金利を過去最低に引き下げたことに反応した。トルコ・リラは 1週間で最大の下げ。主要7カ国(G7)通貨のボラティリティを示す 指数は7年ぶり低水準付近に下げた。

BNPパリバの通貨ストラテジスト、バシーリ・セレブリアコフ氏 (ニューヨーク在勤)は「耐久財受注は全般的にドルにプラスとなっ た」としたほか、「6月に行動があるとの週末のドラギ総裁や他の政策 当局者のシグナルはかなり強い」と述べた。

ニューヨーク時間午後3時28分現在、主要10通貨に対するドルの動 きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比0.1%上昇 し1011.62。一時1012.90と、4月8日以来の水準に上げた。

ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.3635ドル。一時1.3613ド ルと、2月13日以来の安値を付けた。月初来では1.8%安と、1月以降 で最大の下げとなっている。ユーロは対円ではほぼ変わらずの1ユーロ =139円06銭。ドルは対円でほぼ横ばいの101円99銭。

◎米国株式市場

27日の米国株は上昇。S&P500種株価指数は最高値を更新した。 米耐久財受注が予想外に増加したほか、食肉加工最大手、ブラジルの JBSが米加工肉製品大手のヒルシャー・ブランズに対し買収案を提示 したことが好感された。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は前日比0.6%高の1911.91。ダウ工業株30種平均は69.23ドル (0.4%)上げて16675.50ドル。ナスダック総合指数は1.2%上昇、小型 株で構成するラッセル2000指数は1.4%高。

モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントの株式ストラテジ スト、ダニエル・スケリー氏は、「耐久財のようなマクロ経済指標は下 半期も引き続き良好だろう」と述べ、「株価にとっては支援材料になる だろう」と続けた。

◎米国債市場

米国債相場はほぼ変わらず。2年債入札(発行額310億ドル)の落 札利回りはほぼ予想通りとなった。

2年債の最高落札利回りは0.392%。入札直前の市場予想は0.390% だった。投資家の需要を測る指標の応札倍率は3.52倍と、過去10回の平 均値である3.35倍を上回った。利上げが近いとの観測が後退したことを 背景に、既発2年債利回りは過去4週間、週間ベースで低下している。 この日発表された耐久財受注額は増加し、消費者信頼感指数は上昇し た。

ジェフリーズの政府債エコノミスト、トーマス・サイモンズ氏は 「過去数カ月、米国債は非常に堅調に推移してきた」と指摘した上で、 低利回りで「価値はあまりない」と述べた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後1時7分現在、既発2年債利回りは前営業日比ほぼ変わらず の0.35%。10年債利回りは2.53%。

◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場は下落。15週間ぶりの安値を付けた。S& P500種株価指数が日中の最高値を更新する中、代替投資の金買いが減 退した。ウクライナの次期大統領に選出されたペトロ・ポロシェンコ氏 が、東部の分離主義者を掃討する決意を表明したことも金売り材料。

RBCキャピタル・マーケッツのバイスプレジデントで貴金属スト ラテジストのジョージ・ゲロ氏は電話インタビューで、「株式相場の上 昇が引き続き金を押し下げている」と指摘。「ウクライナを理由とした 不安プレミアムも低下している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8 月限は前営業日2%安の1オンス=1265.70ドルで終了。一時は1264.50 ドルと、中心限月としては2月7日以来の安値をつけた。

◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場は下落。米国には増加する燃料需要に対 応できる十分な在庫があるとの見方から、前週付けた5週間ぶり高値か ら下げた。

プライス・フューチャーズ・グループのシニア市場アナリスト、フ ィル・フリン氏は「米国の原油供給は潤沢だ」と指摘。「クッシングの 需給がタイトになっているため、全体像が見えにくい。クッシング以外 の在庫は極めて高い水準にあるので、ウェスト・テキサス・インターミ ディエート(WTI)は圧迫されるだろう」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI7月限は前営業日 比24セント(0.23%)安の1バレル=104.11ドルで終了。

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