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きょうの国内市況(5月27日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅に4日続伸、紙パや素材堅調-欧州高、為替安定を好感

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東京株式相場は小幅に4日続伸。欧州株高を受け、投資家の間でリ スク選好の買いが先行したほか、為替の安定が好感された。業種別では パルプ・紙株のほか、鉄鋼や非鉄金属など素材関連株が上げ、精密機器 株も堅調。

TOPIXの終値は前日比0.42ポイント(0.04%)高の1195.11、 日経平均株価は34円(0.2%)高の1万4636円52銭。

大和住銀投信投資顧問の岩間星二シニア・ファンドマネジャーは、 中国やウクライナのリスクがいったん「沈静化し、欧米株は上がってい る。投資家のリスク許容度が上がっている」と指摘した。ただ、日経平 均が「まだ1万4000-5000円のレンジ内に収まっているとの認識は変わ らない」とし、為替が1ドル=104-105円の円安、日本銀行の追加金融 緩和がなければ、「レンジを抜け切れない」とみている。

日経平均は午後早々に、きょうの高値となる141円高の1万4744円 まで上げ幅を拡大。ただ、アジア株の軟調、祝日休場明けの米国株動向 を見極めたいとの姿勢も徐々に広がり、取引終了にかけては持ち高整理 の売りが出て、失速した。

東証1部33業種はパルプ・紙、鉄鋼、証券・商品先物取引、陸運、 不動産、金属製品、精密機器、非鉄金属、ガラス・土石製品、化学な ど18業種が上昇。電気・ガス、海運、繊維、その他金融、鉱業、石油・ 石炭製品、輸送用機器、情報・通信など15業種は下げた。

売買代金上位では、ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「買 い」に上げたセイコーエプソンが急伸。三井住友フィナンシャルグルー プ、楽天、JFEホールディングス、オリンパス、アマダ、リブセンス も高い。半面、JPモルガン証券による目標株価の引き下げがあった大 日本住友製薬は続落。東京ガスや電通も軟調、金融機関を割当先に種類 株を発行するユニチカは急落した。東証1部の売買高は19億7450万株、 売買代金は1兆7027億円。値上がり銘柄数は796、値下がりは845。

●債券先物は続落、国内株続伸が重し-40年債入札順調で超長期債買い

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債券先物相場は小幅続落。国内株式相場が続伸したことなどを背景 に売りが優勢となった。一方、きょう実施の40年利付国債入札は順調な 結果となり、30年や40年債を中心に買いが膨らんだ。

長期国債先物市場で中心限月の6月物は、前日比2銭安の145円23 銭で始まり、145円20銭まで下落した。午前の取引終了にかけてプラス に転じ、一時は3銭高の145円28銭まで上昇したが、次第に上値が重く なり、結局は2銭安の145円23銭で引けた。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「日経平均株価は 1万4000円を下抜けず、円高一服や海外株高が追い風となり、当面の債 券相場の上値を圧迫」するとの見方を示した。一方、日銀の長期国債買 い入れオペで10年超が減額の観測が出ていることについては、「仮に減 額されても先物が一時的に売られる程度ではないか」とみている。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは前日比横ばいの0.59%で始まり、その後も同水準で推移した。

財務省がきょう実施した40年利付国債(7回債)の利回り競争入札 の結果によると、最高落札利回りは1.79%と市場予想の1.795%をやや 下回った。投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.73倍となり、前回 の3.69倍を上回った。

●円が反発、株失速で買い戻される-リスク選好で一時は全面安

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東京外国為替市場では円が終盤にかけて反発した。日本株が引けに かけて急速に伸び悩んだことで円に買い圧力がかかった。日中は世界的 な株高の流れを背景に、リスク選好に伴う円売りが優勢だった。

ブルームバーグ・データによると、円は午後3時56分現在、主要16 通貨中10通貨に対して前日終値比を上回っている。一時は全面安とな り、対ユーロで1ユーロ=139円37銭と16日以来の安値を付ける場面が あった。株価が急速に伸び悩んだ際には、138円台に突入する場面も見 られた。同時刻現在のユーロ・円相場は139円08銭前後。

円は対ドルでも一時1ドル=101円99銭まで弱含んだが、前日に付 けた15日以来の安値(102円05銭)には届かず、午後には101円82銭まで 値を切り上げた。

IG証券の石川順一マーケットアナリストは、米国を筆頭に新興国 も含めて「グローバル株式市場の堅調さが円相場に波及することによっ て円売り圧力を強める」と言い、「アジア時間も株高なら円売り優勢で 進むだろう」と予想。ただ、どこまで円安が進むかは、祝日明けの米株 式相場の動向を見なければ分からないと話していた。

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