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医薬品業界最大の買収提案は本当に死んだのか-株主に注目も

医薬品業界で史上最大の買収提案は 本当に死んだか。あるいは仮死状態なだけなのか。

米医薬品最大手のファイザーは26日、英アストラゼネカの買収を断 念したと発表。ファイザーは同社が示していた694億ポンド(約11 兆9300億円)規模の買収案は、アストラゼネカの価値を100%反映した ものだったと説明した。

英国の規定によれば、ファイザーはロンドン時間26日午後5時(日 本時間27日午前1時)までに確定的な提案を行うか交渉を打ち切る必要 があった。両社は今後少なくとも3カ月間の冷却期間が過ぎるまで、交 渉を再開できない。ファイザーはアストラゼネカの株主がこの時間を使 って、交渉の席に復帰するよう取締役会に圧力をかけることを期待して いる。

ストックホルムのノルデア銀行でアナリストをしているエリック・ フルトガルト氏は電話インタビューで、「年内に合意がなされるかなり の可能性がある。3カ月後の確率が最も高いと私は見込んでいる」と話 す。アストラゼネカ取締役会が「受け入れ可能だとした金額とファイザ ーが実際に支払おうとした額の差はかなり小さい。買収の実現を望んで いる株主は双方にいる公算が大きい」と同氏はみている。

アストラゼネカが1株当たり55ポンドの買収案を拒否した後、ファ イザーは再び買収を目指すかどうかについてコメントを控えている。

原題:Pfizer Ponders Next Move as $117 Billion AstraZeneca Bid Fails(抜粋)

--取材協力:David Welch、Albertina Torsoli、Matthew Campbell、Oliver Staley.

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