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中国:金利スワップレート、11カ月ぶり低水準-刺激策期待で

中国の短期金融市場で27日、金利ス ワップレートが低下し、11カ月ぶりの低水準となった。景気減速に対応 するため、中国が金融政策を緩和するとの観測が広がった。

中央政府のウェブサイトに23日掲載された声明によると、李克強首 相は実体経済の資金逼迫(ひっぱく)などの問題を解決するため必要に 応じて政策を微調整すると表明。先週発表の統計によれば、中国では4 月に新築住宅価格が上昇した都市の数が1年で最少となったほか、5月 の製造業活動を測る指数が5カ月連続で活動の拡大と縮小の境目であ る50を下回った。

野村ホールディングスで日本を除くアジアの金利戦略責任者を務め るウィーコーン・チョン氏(シンガポール在勤)は「政策緩和期待と不 動産市場の悪化リスクから中国の金利は今後も低めに抑えらるはずだ」 と指摘。「李首相の発言でそうした見方が強まった」と述べた。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、1年物金利スワップレ ートは上海時間午前10時17分(日本時間同11時17分)現在、前日比5ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.57%。一時は3.56% と、昨年6月13日以来の低水準となった。

銀行間資金の取引センターNIFCがまとめた加重平均金利による と、7日物レポ金利は6bp上昇の3.26%。26日は18bp下げていた。

原題:China Interest-Rate Swaps Drop to 11-Month Low on Stimulus Bets(抜粋)

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