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欧州のロシア産天然ガスへの依存、経済制裁めぐる議論に影響

欧州各国の首脳らはウクライナで25 日に実施された大統領選挙について成功だったとの見解を示している が、依然として深刻なジレンマを抱えている。自国をいかにしてロシア 産エネルギーへの依存から解放するかという問題だ。

大統領選では親欧州連合(EU)派の資産家ポロシェンコ氏が勝利 し、米国とEUが直ちにロシアに対する制裁を強化する必要性は低下し ている。

米当局者は26日、大統領選が少なくとも部分的に成功したことで欧 米が制裁をエスカレートさせにくい状況となったことは、最終的に言動 を弱めたロシアのプーチン大統領がウクライナで目指したことの大半を 達成した可能性を示唆していると指摘。

同当局者によれば、ロシアは秘密工作や経済的威嚇、クリミア併合 後に言動を軟化させるなどさまざまな戦術を繰り出すことで、ロシアに 対する米国とEUの見方の相違とEU加盟国間の利害の不一致を浮き彫 りにした。

ポーランドのトゥスク首相は21日、「エネルギー危機はEUの実体 をめぐる試金石」であり、何がより重要かに関する「戦い」だと表明。 つまり「ロシアとの2国間関係かEU域内での関係」のどちらが重要か という問題だとし、「大規模な供給国と対等なパートナー」になる唯一 の方法は共同戦線を組むことだと述べた。

原題:Europe’s Reliance on Russian Gas Skews the Debate Over Sanctions(抜粋)

--取材協力:Tino Andresen.

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