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ロシアとウクライナ、天然ガス協議で支払いの暫定計画を策定

ロシアとウクライナ、欧州連合 (EU)は、ウクライナのロシア国営ガス会社ガスプロムへの支払い義 務の一部について、暫定計画を策定した。

EUの行政執行機関、欧州委員会が26日のベルリンでの3者協議後 に出した声明によると、暫定計画はウクライナ国営エネルギー会社ナフ トガスが5月30日までにガスプロムに20億ドル(約2040億円)を支払 い、6月7日までにさらに5億ドルを支払うという内容。これは昨年11 月から今年5月までの未払い分の一部だと説明した。

ただ、ロシアのノバク・エネルギー相によれば、交渉担当者らは4 月からのガス価格についてはまだ合意に至っていない。ロシアはウクラ イナ向けガス価格を4-6月(第2四半期)から81%引き上げた。

同相は記者会見で「今週金曜日(5月30日)までに支払いがあれ ば、われわれは今後のガスの供給価格に関する協議を続ける用意があ る」と発言した。ベルリンの協議で一致した支払いの暫定計画はウクラ イナ、ロシアの両国政府の承認が必要。

欧州委のエッティンガー委員(エネルギー担当)は「双方とも首相 ないし大統領および取締役会と協議する必要がある」とした上で、「協 議継続を認めるかどうかについての回答期限を28日夜に設定した」と説 明した。

ガスプロムによれば、昨年11月から今年4月までのウクライナの未 払い分は35億ドル。ロシアは6月の供給分について、約17億ドルの前払 いを求めている。しかしノバク・エネルギー相はこの日、ウクライナの 債務清算次第で、この前払い要求を取り下げる可能性があり、ナフトガ ス向け価格の引き下げもあり得ると述べた。

ウクライナのプロダン・エネルギー相は、1-3月(第1四半期) のガス価格である1000立方メートル当たり268.50ドルに近い公正市場価 格なら同国は支払う用意があると言明。ウクライナ政府は28日夜までに 支払いの暫定計画に関して回答すると述べた。

原題:Russia, Ukraine Draft Gas Debt Plan as Price Dispute Unresolved(抜粋)

--取材協力:Brian Parkin.

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