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ドラギ総裁の次の一手探る場に-6月緩和観測の中でフォーラム

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁 は、6月の定例政策委員会での追加緩和をほぼ約束したような形になっ ているが、市場はその先を知りたがっている。

ドラギ総裁が一段と踏み込み、数カ月以内に大規模な資産購入を行 うかどうかについて市場で高まる観測に、総裁は巧みな対応を迫られて いる。

ECBが主催する中銀に関するフォーラムが25日夜にポルトガルの シントラで始まり、政策当局者や学者らが集まった。26、27日に同フォ ーラムで演説するドラギ総裁の発言は、ユーロ圏の健全な回復を脅かす 低インフレ局面をECBがどのように脱しようとしているのかを知る手 掛かりを提供するかもしれない。

ECB当局者の一部は6月の政策委に向けて、利下げや流動性供給 など複数の措置を組み合わせた政策パッケージを検討していることを明 らかにしている。

ECBで市場オペレーション責任者を務めた経験のあるプライム・ コラテライズド・セキュリティーズ(フランクフルト)のフランチェス コ・パパディア会長は、「パッケージで重要なのはそれに付随する言葉 だ」と指摘。総裁が6月の行動について「複数の措置の第1弾であり、 特にインフレ期待を押し上げることに関して必要とあればさらなる措置 を取る用意があると表明すれば、緩和パッケージの重みが増すことにな るだろう」と述べた。

原題:Draghi Convenes Mountain Retreat as ECB Contemplates New Horizon(抜粋)

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