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TOPIXチャートに明るさ、50日線超えや均衡表で雲を突破

TOPIXのチャートで、投資家が 先高期待を持ちやすくなるシグナルが出始めた。短期的な売買コストを 示す25日移動平均線に続き、50日、75日線といった中期線も突破。テク ニカル指標の1つである一目均衡表でも、相場の抵抗帯になりやすい先 行スパン、いわゆる「雲」の上限を上抜けている。

前週末23日のTOPIX終値は1180.44。3月中旬以降、おおむね 下落基調にあった25日線が前週上昇転換し、これを上抜けたのに続き、 中期的な投資家の売買コストである50日線(1172.03)を上回った。き ょうの取引では、さらに75日線(1182.99)も超え、75日線を超えるの は1月29日以来だ。長期コストを示し、きょう時点で1199.18の200日移 動平均線にも接近してきている。

SBI証券の藤本誠之シニア・マーケット・アナリストは、 TOPIXのチャートについて「全体の強さが出てきている。海外投資 家との関係が薄い新興市場も完全に底が入った感がある」と指摘。日経 平均株価より、TOPIXやJPX日経400指数など時価総額加重平均 型のものが上昇している点を評価している。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト は、今後相場が一段と上昇基調を強めるには「200日線をまず回復しな いといけない。3月、4月と高値が切り下がっている状態で、それらを 抜けられるかどうかもポイント」としている。終値では4月3日 に1216.77、3月7日に1236.97の高値を付けていた。

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