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ヘッジファンドの農産物が上昇するとの見方後退-作付け加速

ヘッジファンド業界では、農産物相 場が反発するとの見方が後退している。相場は1月以降で最長の下落を 示している。米国で作付けが加速する一方、乾燥気候への懸念が薄れて いるためだ。

資産運用会社によるコーヒー生豆や大豆などの買い越しは、20日終 了週に1月以降で最大の落ち込みを示した。米商品先物取引委員会 (CFTC)のデータによれば、農産物11品目の買い越しは9.4%減 の90万3175枚と、3週連続で減少した。週間ベースのS&P農産物スポ ット指数は4週連続で低下している。米国のグレートプレーンズ(大平 原地帯)と欧州で降雨が予想されており、これらの地域で栽培されてい る小麦のほか、米テキサス州では綿花の生育が改善すると見込まれてい る。

ブラジルの干ばつの影響でコーヒー生豆や砂糖、かんきつ類の供給 に影響が及ぶ恐れがあるとの見方を背景に、農産物価格は1-4月にこ の期間としては過去最大の上昇を示した。現時点では米国とカナダで作 付けが加速しており、米国のコーヒー生豆在庫の増加が生産減少の影響 を緩和している。

ウェルズ・ファーゴ・アドバイザーズのチーフ国際ストラテジス ト、ポール・クリストファー氏(セントルイス在勤)は、「天候への懸 念から穀物価格は高騰していたが、市場関係者は上昇が行き過ぎだと認 識している」と指摘。「相場はこれ以上上昇しないだろう」と述べた。

原題:Funds Pare Bets on Crop Rally as Sowing Accelerates: Commodities(抜粋)

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