コンテンツにスキップする

【FRB要人発言録】利上げペースは緩やかに-ダドリー総裁

5月19日から25日までの米連邦準備 制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<5月22日> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(サンフランシスコで講 演):政策の正常化は緩やかで慎重な行程になる。金融政策はしばらく の間は極めて緩和的な状態が続く。本当の政策引き締めは依然として遠 い先だ。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(講演後の聴衆からの質問に 対し):米株上昇はファンダメンタルズを逸脱しておらず、力強い企業 収益を反映している。(ウクライナ危機の米国への影響は当面)それほ ど大きくない。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(講演後に記者団に対し): (主要政策金利の最初の引き上げが予想される時期について、年内に) より明確になるだろう。

<5月21日> ジョージ・カンザスシティー連銀総裁(ワシントンのエクスチェッカ ー・クラブで米連邦準備制度の金融刺激策に関する聴衆の質問への回答 で):この非伝統的な政策の採用は未知の領域であり、その出口政策も われわれにとって同じように実験的であることは確かだ。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ミネアポリスで講演):目標に 満たない物価水準を補うため、2018年以降の数年間、やや高めのインフ レ率を目指しても良いと考えらえれる。仮にFOMCが今日にも物価水 準目標を追求すると決めれば、企業は先行き一段と景気刺激的な金融政 策と、その結果としてさらなる需要の増大を予想するようになるだろ う。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ミネアポリスで講演後に記者団 との質疑応答で発言):インフレ圧力の抑制が適切と判断されれば、わ れわれにはそうするための広範な手段がある。

<5月20日> ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(全米企業エコノミスト協会ニューヨ ーク支部の会合で):(金融当局はいずれ利上げに踏み切るが、そのペ ースは)比較的緩やかになるだろう。債券利回りが急上昇するようであ れば、より慎重なアプローチが正当化されるだろう。

ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(ニューヨークでの講演後の質疑応答 で):短期金利の長期的な均衡水準について見解の見直しが進んでい る。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(ワシントンでの講演後に記者 団の質問に応じた):利上げはカレンダーではなく経済次第だ。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(ワシントンでの講演で):現 在の米景気の足取りは数年前よりも力強さを増している。最近の傾向を 踏まえれば、失業率が6%未満に低下することも十分あり得る。

<5月19日> フィッシャー・ダラス連銀総裁:(ダラスでのサンフランシスコ連銀の ウィリアムズ総裁とのパネルディスカッションで):(金融市場のボラ ティリティーの水準が異常に低いのは)健全ではない。(債券市場は金 利の)ニューノーマル(新たな標準)確認に苦戦している。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ダラスで記者団に):緩和 縮小ペースはほぼ織り込み済みであり、変更するメリットはあまりない と思う。来年後半までは利上げに着手することを適切だとは思わない。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ジョージ・W・ブッシュ・ インスティテュートが同総裁とのインタビューを掲載):私が懸念して いることの一つは住宅市場の回復の勢いが落ちることだ。労働市場が明 るさを増しているのは確実だ。雇用はここ数年間、安定して改善してき た。

前回の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE