コンテンツにスキップする

【ECB要人発言録】6月の行動まだ未決定-バイトマン氏

5月19日から25日までの欧州中央銀 行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名を クリックしてください)。

<5月24日> クーレ理事(ポーランド紙「選挙新聞」とのインタビューで):ユーロ 圏の景気回復が緩やかでばらつきがある状況にあってマイナス金利は ECBが利用できる手段の1つだ。ECBの金利は低水準だが、さらに 低くできる。

<5月23日> クーレ理事(パリでのイベントで):インフレ率が徐々に2%に戻ると 予想している。ECBには伝統的および非伝統的な選択肢が多くある。 ECBはインフレ動向を注視しており、目標水準に戻るのにかかる時間 を真剣に受け止めている。低金利の長期化とともにバブルのリスク高ま る。

<5月22日> バイトマン独連銀総裁(独紙ハンデルスブラットとのインタビュー で):国債購入は禁じられてはいないが、欧州連合(EU)条約の下で 制限されている。

<5月21日> バイトマン独連銀総裁(南ドイツ新聞とのインタビューで):(ECB が6月に行動するかどうかは)現在のインフレ率ではなく、中期的な物 価動向次第だ。物価上昇率が緩やかに2%に向かうと予想している。ユ ーロ圏にデフレの兆候は存在しない。

バイトマン独連銀総裁(南ドイツ新聞とのインタビューで):(マイナ ス預金金利は)とりわけ、銀行間市場の活性化とそれによる企業への融 資促進を起こし得る。

<5月20日> リンデ・スペイン中銀総裁(同国紙エクスパンシオンに対し):低イン フレの長期化が現在のユーロ圏における最も差し迫ったリスクだ。 ECBにはこのようなリスクに対応するための複数の手段があり、必要 ならばそれを活用するとかねて表明している。

<5月19日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで):ECBは世界の主 要中銀で初めて、そして唯一、マイナスの預金金利を導入することにな る。市中銀行はマイナスの預金金利を受け入れており、特に安全に預金 するための保険料と受け止めているように見られる。これが理にかない 欧州レベルで必要とされれば、まだ徹底的に議論される必要がある。

メルシュ理事(ミュンヘンで講演):長期的な低インフレのリスクを効 果的に抑制するために非伝統的措置および伝統的な金融政策手段を活用 できる。われわれには金融政策をさらに緩和的にするツールがあり、政 策委員会が6月の次回会合で行動する可能性は著しく高まった。

バイトマン独連銀総裁(フランクフルトで講演):ユーロが強過ぎると いうことは経済が弱過ぎるということだ。一方的に為替相場を焦点とす ることは大きな通貨同盟の金融政策として考えられない。通貨安誘導は 常に、他の通貨ブロックからの対抗的な反応を引き起こし得る。

前週の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE