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5月23日の米国マーケットサマリー:S&P500、終値で1900台

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。 (表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3630   1.3656
ドル/円            101.97   101.74
ユーロ/円          138.99   138.93


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       16,606.27     +63.19     +.4%
S&P500種           1,900.53      +8.04     +.4%
ナスダック総合指数    4,185.81     +31.47     +.8%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .34%        .00
米国債10年物     2.53%       -.02
米国債30年物     3.39%       -.03


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,291.90    -3.30     -.25%
原油先物         (ドル/バレル)  104.36      +.62     +.60%

◎NY外為市場

23日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが3カ月ぶり低水準を つけた。ドイツのIfo経済研究所がまとめた5月の独企業景況感指数 が前月から低下、欧州中央銀行(ECB)が来月にも追加緩和に動くと の観測が強まった。

ユーロは週間ベースでドルに対して3週連続で下落。今週実施され る欧州議会選挙では現体制に批判的な政党が勢力を拡大するとみられて いる。カナダ・ドルは上昇。4月の消費者物価指数(CPI)は伸びが 加速した。

HSBCホールディングスの為替ストラテジスト、ロバート・リン チ氏は電話インタビューで、「ドイツIfo景況感の予想が若干悪い方 向に外れたことで、対ドルでのユーロ売り意欲がある程度戻った」と述 べた。

ニューヨーク時間午後3時1分現在、ユーロは対ドルで0.2%安の 1ユーロ=1.3632ドル。一時は1.3616ドルと、2月13日以来の安値をつ けた。ユーロは対円で0.1%高の1ユーロ=139円01銭。5月21日に は138円15銭と、2月6日以来の安値となった。ドルは対円で0.2%高の 1ドル=101円98銭。

◎米国株市場

米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は初めて終値ベース で1900を超え、最高値を更新した。ヒューレット・パッカード(HP) の上昇や、4月の新築住宅販売の増加が材料となった。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は前日比0.4%高の1900.53。終値での最高値更新は13日以来となる。 ダウ工業株30種平均は63.19ドル(0.4%)上げて16606.27ドル。小型株 で構成するラッセル2000指数は1.1%上昇。

USバンク・ウェルス・マネジメント(ミネアポリス)のチーフ株 式ストラテジスト、テリー・サンドベン氏は電話インタビューで、「株 式相場は上向きバイアスでの自動操縦状態だ」と指摘。「住宅は消費者 の信頼感や純資産、支出に影響する。これはセンチメントにプラスで、 市場全般にとってもプラスとなるはずだ」と述べた。

◎米国債市場

米国債相場は3日ぶり反発。ウクライナの混乱や欧州の景気減速を 受け逃避需要が強まった。米経済指標では新築住宅販売の増加が示され たが、国債市場では材料視されなかった。

10年債利回りは1週間ぶり高水準から低下。ウクライナでは武力衝 突で25日の大統領選の準備に影響が出ている。ドイツの企業景況感指数 は市場の予想以上に悪化した。同国景気が4-6月(第2四半期)に減 速する兆候が広がっている。

RWプレスプリッチの政府債取引担当マネジングディレクター、ラ リー・ミルスタイン氏(ニューヨーク在勤)は「週末を控えてショート にしたいと考える人はいない。今週末にはウクライナで大統領選が行わ れ、さらなる衝突が発生する可能性がある」と指摘。「米国内では、経 済指標は良くも悪くもない内容が続いている。米国債を安全性の高い他 のソブリン資産と比較した場合、米国債はなお割安感が非常に強い」と 続けた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後2時現在、10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)低下の2.53%。週間ではほぼ変わらず。同年債(表面利 率2.5%、2024年5月償還)価格はこの日5/32上げて99 23/32。

10年債利回りは前日2.57%と、1週間ぶり水準に上昇した。

◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場は反落。米景気回復の兆しを背景に株価が 上昇、代替投資の金買いが減退した。米商務省が発表した4月の新築一 戸建て住宅販売(季節調整済み、年率換算)は前月比6.4%増。S& P500種株価指数は最高値に接近した。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)のヘ ッドディーラー、フランク・マギー氏は電話インタビューで、「この住 宅指標は米経済が改善しつつあることをあらめて示している」と指摘。 「株式相場も引き続き堅調に推移している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8 月限は前日比0.3%安の1オンス=1291.90ドルで終了した。週間ベース では0.1%下落。

◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場は5週ぶり高値に上昇。在庫減少を背景 に週間ベースでも上げ、これで3週続伸となった。

調査会社エネルギー・アスペクツの石油市場担当チーフストラテジ スト、アムリタ・セン氏は「ウェスト・テキサス・インターミディエー ト(WTI)は今週非常に堅調な動きを見せた」とし、「在庫減少を受 けて価格は上昇した」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI7月限は前日比61 セント(0.6%)高の1バレル=104.35ドルで終了。終値としては4 月21日以来の高値。週間では2.3%上昇した。

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