英銀バークレイズ、約45億円の制裁金-ロンドン金価格操作で

英銀バークレイズは英金融行動監視 機構(FCA)から2600万ポンド(約45億円)の制裁金を科された。 FCAは同行トレーダーがロンドン市場の金価格を操作し、顧客に不利 益を与えたと指摘した。評判回復に向けたアントニー・ジェンキンス最 高経営責任者(CEO)の取り組みに水が差された格好だ。

FCAは声明で、バークレイズが2004年から13年にかけて顧客との 「利益相反を適切に管理しなかった」と指摘している。FCAは当該の 元トレーダー、ダニエル・プランケット氏にも9万5600万ポンドの制裁 金を科すとともに、同氏を業界から追放した。

FCAによれば、プランケット氏は12年6月28日の金の値決めに 「影響を与えようと、バークレイズのシステムと管理の弱点を悪用」。 この行為によってバークレイズは顧客に対する390万ドル(約4億円) の支払いを免れたが、後日に全額を弁済したという。

プランケット氏の問題行為があったのはバークレイズがロンドン銀 行間取引金利(LBIOR)操作問題で2億9000万ポンドの制裁金を科 された翌日だった。この不祥事で辞任に追い込まれたロバート・ダイア モンド前CEOの後を引き継いだジェンキンスCEOは、当局との関係 改善に努めている。

同CEOは「システムと管理を強化するため大量の作業をし た。2013年から始めた企業文化の抜本的な変革を達成するにはやらなけ ればならないことが多く残っているが、今日のバークレズは良い方向に 大きく変わった」とのコメントを電子メールで配布した。

原題:Barclays Fined $44 Million by U.K. FCA for Gold-Fix Failings (2)(抜粋)

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