仏ルノー:「トゥインゴ」EVモデルの投入延期-需要伸びず

欧州3位の自動車メーカー、フラン スのルノーは電気自動車(EV)の市場投入ペースを落とす。排気ガス を出さない環境に優しい自動車としての需要を見込んだものの、消費者 ニーズが想定ほど伸びない業界の現状を映す動きだ。

ルノーの最高パフォーマンス責任者のジェローム・ストル氏は22日 カンヌでインタビューに応じ、今年のジュネーブモーターショーで発表 した小型車「トゥインゴ」のEVモデルの投入を保留していると語っ た。販売時期については明らかにしなかった。

ストル氏は「市場は当社が想定した状況になってきていない」と し、「電気自動車を毎日の暮らしでフル活用する必要性を感じる地点に 消費者は達していない。EVへの買い替えにはこの必要性を感じること が必要だ」と語った。

カルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は昨年、ルノーと日産 自動車合わせて2016年には年150万台のEVを販売する目標は達成でき ないだろうと述べていた。両社のEV向け中期投資計画の規模は40億ユ ーロ(約5550億円)。ルノーの昨年の乗用車と軽商業車の販売台数は 計263万台で、このうちEVは1万9093台にとどまった。

原題:Renault Delays Twingo’s Electric Version on Lack of Demand (2)(抜粋)

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