きょうの国内市況(5月23日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、米統計改善と為替安定で輸出、金融買い-不動産上げ

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東京株式相場は続伸。製造業や住宅指標の改善を受け米国景気の先 行き期待が広がり、為替の落ち着きも好感された。機械や電機、輸送用 機器、ゴム製品といった輸出関連株、銀行など金融株中心に上げ、アナ リストからキャップレート低下の現状を指摘する声が相次いだ不動産株 も高い。

TOPIXの終値は前日比11.10ポイント(0.9%)高の1180.44、 日経平均株価は124円38銭(0.9%)高の1万4462円17銭。

T&Dアセットマネジメントの山中清運用統括部長は、「国内では 企業業績が悪くなく、バリュエーションが高いわけでもない。米景気に 問題がなければ、日本株を買う理由は結構ある」と話していた。

日本株は、チャート分析上も目先の下値不安が後退した格好だ。 TOPIXと日経平均は、前日段階で投資家の短期採算コストを示す25 日移動平均線を上回り、そのまま今週の取引を終えた。相場好転を市場 参加者が評価したことを示すように、きょうの東証1部では時価総額上 位銘柄が相対的に強い動き。時価総額、流動性上位30社で構成される TOPIXコア30指数、それに続くラージ70がともに1%高と、ミッ ド400、スモールの0.8%高よりパフォーマンスが良かった。

東証1部33業種は鉱業、不動産、ゴム、機械、保険、石油・石炭製 品、医薬品、銀行、サービス、精密機器など30業種が上昇。空運、パル プ・紙、水産・農林の3業種は安い。東証1部の売買高は20億2105万 株、売買代金は1兆8527億円。値上がり銘柄数は1375、値下がり は323。

●債券反発、日銀の国債オペ減額なしで買い優勢-長期金利0.6%割れ

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債券相場は反発。朝方に売りが先行した後、日本銀行が長期国債買 い入れオペで超長期ゾーンの購入額を減らさなかったことを受けて安心 感が広がり、買いが優勢となった。長期金利は午後に入って0.6%を割 り込んだ。

長期国債先物市場で中心限月の6月物は5日ぶりに反発。前日比横 ばいで始まった後、いったん6銭安の145円08銭と日中取引で14日以来 の安値を付けた。しかし、午前10時10分の日銀金融調節で「10年超」の 国債買い入れ額が前回と同額と判明すると直後にプラスに転じた。午後 はじり高推移となり、145円28銭まで上昇。結局は12銭高の145円26銭で 引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは前日比変わらずの0.60%で開始。午後1時半すぎから徐々水準を切 り下げ、1ベーシスポイント(bp)低い0.59%まで低下した。5年物 の117回債利回りは0.5bp低い0.18%。

JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長 は、「日銀が前日発表した20日時点の国債保有残高を受けて、超長期債 の買い入れ減額の思惑が出て売りが先行したが、オペの購入額に変更な く買い戻しが入った」と説明した。

日銀がきょう実施した長期国債買い入れオペ3本(総額は6700億 円)の結果によると、残存期間「1年超3年以下」と「3年超5年以 下」の応札倍率は前回より上昇した。一方、「10年超」は低下した。

●ドル・円は101円後半、日米株高で円売り圧力-地政学的リスク警戒

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東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=101円台後半で推 移。米長期金利の上昇や日米の株高を背景にドル買い・円売り圧力がか かった。

午後3時17分現在のドル・円相場は101円64銭付近。一時は101円86 銭と、15日以来の水準までドル高・円安が進んだ。

外為オンライン情報サービス室の佐藤正和顧問は、ドル・円相場 は100円台後半で底堅さが確認される格好となり、米長期金利の低下が 限定的との見方や、日米の株価上昇を背景に101円台後半まで値を戻す 展開になっていると説明。ただ、「いつ地政学的リスクが顕在化するか 分からない」と言い、「102円までドル買い・円売りを進めるのはやは り怖い」と話した。

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