日本生命:基礎利益8.4%増、企業収益改善で配当増、債券運用も好調

国内生保最大手日本生命保険(非上 場)の14年3月期の基礎利益(単体)は前の期に比べ8.4%増の5924億 円だった。保険料等収入は減少したが、企業収益の改善や機動的な内外 債券運用などにより、配当金や利息収入が増加した。

契約者に約束した予定利率を実際の資産運用利回りが上回る順ざや は4年連続で、同317億円から1147億円に拡大した。ただ、児島一裕常 務は23日の決算会見で、「低金利が継続した場合、今の水準が確保でき ず厳しい収入環境になる」と今後を見通した。

連結保険料等収入は同9.4%減の4兆8600億円となった。13年4月 に予定利率を引き下げた一時払い終身保険の販売が減少した。当期純剰 余は同0.3%減の2472億円だった。

児島常務は、収益拡大に向けた海外事業展開について「日本にはな い成長性を期待でき、新興国のみならず先進国も含め幅広い地域・国で 収益機会を検討している」とし、「チャンスには前向きに取り組む」と 述べた。

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