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日産インフィニティ:世界販売は過去最高へ、日本導入は17年

日産自動車の高級ブランド「インフ ィニティ」は今年度、世界販売台数が過去最高になる見通しだ。中国で の販売拡大がけん引する。

同部門の責任者、ヨハン・ダ・ネイシン氏は23日、香港でのインタ ビューで、今年度の世界販売は20万台の見通しと述べた。前年度比 で11%増となる。主要市場別では、中国が75%増の3万台以上と世界販 売拡大に大きく寄与する。米国販売は横ばいとみている。

インフィニティは今年から世界戦略車「Q50」と「QX50」の中国 での現地生産を開始し、最重要市場としての取り組みを強化する。ネイ シン氏は「われわれは中国で新規参入者であり、消費者需要に合った商 品を出していくことが重要となる」と述べた。今後、インフィニティの 6割程度を現地生産にしていく方針も示した。

インフィニティは中国市場で若い購買層を狙い、独アウディやメル セデスベンツなどに代わる選択肢となることを目指している。ネイシン 氏は昨年11月のインタビューで、「新たな高級車購買層に対して魅力的 に見える特別なイメージを構築していく」と述べていた。

日本へは2017年導入

ネイシン氏は、日本へのインフィニティブランド導入は「遅くと も2017年になるだろう」との見通しを示した。インフィニティは高級車 部門として日産とはディーラー網を区別しており、国内では既存の日産 ディーラー網との調整など適切な対応が必要という認識を示した。

日産は今年2月、インフィニティ「Q50」を新型スカイラインとし て国内発売したが、インフィニティブランドとしての投入時期は明らか にしていなかった。

日産は今年1月の米デトロイト自動車ショーで、20年までにインフ ィニティの世界販売台数を50万台超とする計画を表明。規模拡大で独 BMWやアウディなどの欧州勢と対抗する考えを示していた。

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