コンテンツにスキップする

投票の報復におびえるウクライナ東部の市民-25日に大統領選

ウクライナ東部スラビャンスク出身 の若き起業家、アンドリーさんは今週末の大統領選挙では投票に行くつ もりはない。同市で庁舎などの占拠を続ける覆面の武装集団に殺される 心配があるからだという。

ロシアへの編入を目指す分離派らは投票の妨害を狙っており、ルガ ンスク、ドネツク両州の選挙管理委員会の事務所の半分を支配下に置い ている。選管委員会によれば、分離派は選管当局者の拉致や、殺害予告 などの戦術を用いている。

報復を恐れてラストネームを伏せるよう求めたアンドリーさんは 「彼らと異なる立場を示せば殺されかねない」と発言。「ここではウク ライナ軍兵士に食料を運んだだけの人が殺害されている」と説明した。

ロシアが正統性を認めていないウクライナの暫定政権は、政変で大 統領を解任されたヤヌコビッチ氏の後任を選ぶ今度の大統領選で、誰も が認める大統領が誕生すると期待を寄せている。ロシアは分離派の騒乱 をあおっているとの非難に反論しているが、米国と欧州連合(EU)は 投票が妨害されれば対ロシア制裁を強化すると警告した。

原題:Death Threats Haunt East Ukraine as Gunmen Hone In on Election(抜粋)

--取材協力:Patrick Donahue.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE