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武田「アクトス」にぼうこうがん責任なし-ネバダ州地裁陪審

武田薬品工業の糖尿病治療薬「アク トス」を使用した女性2人がぼうこうがんとなったことについて、米国 での損害賠償訴訟で同社に責任はないとの判断が示された。

米ネバダ州ラスベガスの州裁判所陪審は22日、アクトスが原告女性 2人のぼうこうがんの原因ではないとの会社側の主張に同意する評決を 下した。武田にとっては、アクトスとぼうこうがんとの関連性をめぐり 正式事実審理に臨んだ6回のケースで5回目の勝利となった。

アクトス服用後にぼうこうがんを患ったとして元小売店主が訴えて いた裁判では、ルイジアナ州の連邦地裁の陪審が先月、武田と販売パー トナーの米イーライ・リリーに総額約90億ドル(約9160億円)の懲罰的 損害賠償金の支払い義務があると認定した。武田の株価は賠償金認定を 受けて5%強下落したが、賠償金は減額される可能性が高い。

武田はルイジアナ州の陪審評決を不服として控訴する方針を示して いる。イリノイ州の陪審は今月、アクトスを服用した男性の死亡に武田 の責任はないとの評決を下している。

武田の弁護士、クレイグ・トンプソン氏はネバダ州での裁判につい て、アクトスがぼうこうがんの原因だと原告側が証明できれなかったと 指摘、女性2人のいずれも診断された時期に服用していなかったと述べ た。原告側のウィル・ケンプ弁護士は評決に関してコメントを控えてい る。

原題:Takeda Marks Another Victory in Diabetes Drug Cancer Suits (1)(抜粋)

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