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スペイン国債が下落、入札で応札倍率が低下-議会選挙も注目

22日の欧州債市場では、スペイン5 年債と10年債が一時の上げを消し反落。この日の国債入札で応札倍率が 前回入札を下回ったことが背景にある。欧州議会選挙で緊縮に反対する 政党への支持が高まる可能性も懸念された。

スペイン10年債利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下する場面があったが、相場は最終的に下げた。この日の 入札で2019年償還債の応札倍率は1.91倍と、前回入札が行われた4月24 日の2.31倍を下回った。一方、ドイツ国債は上昇。同日発表の経済指標 で5月の同国サービス業活動の拡大が示されたが、ほとんど影響がなか った。フランス国債も値上がり。同国では今月のサービス業と製造業の 経済活動が予想に反して縮小した。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ス タメンコビッチ氏(エディンバラ在勤)は「買いが続かず、投資家らが 欧州議会選挙を控えて不安になっているのは明らかだ」とし、「入札は 周辺国に対するセンチメントが現時点でいかに慎重かを反映している。 ユーロ圏経済はかなり精彩を欠いている」と述べた。

ロンドン時間午後4時28分現在、既発のスペイン5年債利回りは前 日比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.74%。一時 は5bp下げた。同国債(表面利率2.75%、2019年4月償還)価格 は0.31下げ104.71。

スペイン10年債利回りは3bp上げ3.05%。同年限のイタリア国債 利回りも3bp上昇し3.24%。一時は3.14%まで低下した。

ドイツ10年債利回りは1bp低下の1.41%。フランス10年債利回り は3bp下げて1.82%。

原題:Spanish Notes Drop as Demand Falls at Sale Before EU Elections(抜粋)

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