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ミツカン:ユニリーバから北米パスタソース事業買収、2150億円

ミツカングループ(愛知県半田市) は、英蘭系ユニリーバの子会社が保有する北米のパスタソース事業を買 収する。取得額は21億5000万ドル(約2150億円)。この地域でシェアの 高いブランドを獲得して海外事業を強化する。

ミツカンの22日の発表資料によると、取得対象は「ラグー」と「ベ ルトーリ」の両ブランド事業や米国の工場。取引完了は6月ごろを予定 している。これら事業の2013年の売上高は約6億ドル。ラグーは北米で 家庭用パスタソースの市場シェアが25%とトップ。ベルトーリも全米で 4位のシェアを持つ。

ミツカンの海外売上高比率は14年2月期の34%から、今回の買収 で50%を超える見通し。ミツカンは1981年に米国で食酢メーカーを買収 し、その後も買収などで北米の食酢・調味料事業の基盤を強化・拡大し てきた。また、米国家庭用クッキングワインでシェア首位のブランド や、マリネードソースとバーベキューソースを全米で販売するブランド も取得していた。

ミツカン広報担当の木全美里氏は電話取材に対し、米国には「30年 前から進出していたが、これまではお酢が中心だった」と述べ、今後の 持続的な成長のため、「今回は安定的に成長しているパスタソースのブ ランドを取得することに決めた」とコメントした。今回の案件は、ミツ カンで過去最大の買収となる。

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