欧州議会選で懐疑派が躍進か-22日投票開始、EU首脳に困難も

欧州連合(EU)加盟28カ国で22 -25日に欧州議会選挙が実施される。ソブリン債危機やEU失業率 が10.5%と高止まりする状況を受けて、ギリシャやフランス、イタリ ア、オランダ、オーストリア、英国などでEUに懐疑的な政党が躍進 し、EUのかじ取りが難しくなることが予想される。

ユーロに対する危機は後退したものの、経済指標の改善ペースは鈍 く、予算カットや失業、移民をめぐる不満に拍車が掛かっている。欧州 議会選でEU懐疑派の主張が支持を集める結果になれば、危機対応を特 徴付けたドイツ主導の財政緊縮策にとってさらなる打撃となり、各国首 脳がEUレベルでの譲歩に一段と慎重になることが見込まれる。

選挙結果を予測する無党派グループ「ポールウオッチ2014」のサイ モン・ヒックス氏とケビン・カニンガム氏によれば、欧州時間25日午後 6時すぎから行われる開票の結果、「中道勢力の縮小」が示される見通 し。ポールウオッチは20日、「右派」と見なされる政党の得票率が16% から22%に上昇し、主流政党に対する支持は72%から65%に低下すると いう選挙前の最終予想を公表した。

原題:EU Skeptic Vote Surge Set to Rattle Leaders Vulnerable at Home(抜粋)

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