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サンリオ:株価が1984年以来下落率-物販ビジネスの回帰嫌気

ハローキティ」などのキャラクタ ーを持つサンリオの株価が急落した。日中下落率は一時、約30年ぶりの 大きさとなった。21日に発表された、業績をけん引してきたラインセン ス事業から物販ビジネスへの戦略転換などが嫌気されている。

株価は一時ストップ安となる700円(前日終値比23%)下落し て2410円となった。日中下落率としては1984年以来の大きさ。午後1 時18分現在、同16%安の2613円で取引されている。

ゴールドマン・サックス証券の河野祥アナリストらは21日付のリポ ートで、米国事業の減速や、ライセンス事業から物販事業へのシフトに よる短期的な経費増などを織り込み、目標株価を従来の3800円から3200 円に引き下げた。またモルガン・スタンレーMUFG証券の長坂美亜ア ナリストは同日付のリポートで、物販への戦略転換で「市場で期待され た利益水準の切り下がりを懸念する可能性が高い」と指摘していた。

サンリオ広報担当の山口英雄氏は、物販事業の強化はあくまで「ラ イセンス事業を補完するため」とし、店舗の改装やイベントを強化する ことでブランディングの強化につながると述べた。

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