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バークレイズやクレディS、シンガポール拠点のスペース縮小

バークレイズやクレディ・スイス・ グループなどの銀行は、シンガポールでの成長戦略の転換に伴い、同国 のオフィススペース縮小に動いている。

不動産仲介会社ジョーンズ・ラング・ラサール・プロパティー・コ ンサルタンツの推計によると、グローバル事業を展開する銀行はシンガ ポールで2011年以降、約50万平方フィートの賃貸スペースから退去し た。これは3800人が座れる広さに相当する。同社のデータによると、ビ ジネス街の中心部が約80%を占めるという。

資本や流動性をめぐる国際的な規制強化を受けて、銀行は業務の縮 小を進めており、人員を削減し、当初の計画よりも採用を減らしてい る。ジョーンズ・ラングのシンガポールの市場責任者、クリス・アーチ ボルド氏によると、シンガポールでは4年にわたる外国人の採用制限キ ャンペーンの影響で人材獲得競争が激化。採用コストも膨らみ、銀行は バックオフィス・スタッフの増員を見送った。

英銀2位のバークレイズは最近、シンガポール郊外のチャンギ・ビ ジネスパークにある2万9000平方フィートのオフィススペースから撤 退。7月までに東部郊外にある1万5500平方フィートのオフィススペー スからも退去する。事情に詳しい関係者によると、金融街の2フロア分 の優良オフィススペースからも撤退した。

クレディ・スイスについては、年内にダウンタウンエリアのオフィ ススペースから段階的な撤退を計画していると事情に詳しい関係者1人 が明らかにした。空港近くのチャンギの賃貸オフィススペースの一部で も代わりのテナントを探しているという。

原題:Barclays to Credit Suisse Shrink Singapore Space: Southeast Asia(抜粋)

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