中ロの天然ガス供給合意、LNG価格下落につながるとの見方

中国がロシアとの約10年に及ぶ交渉 の末、今後建設されるパイプラインを通じて同国産天然ガスを購入する 契約を締結したことにより、タンカー輸送の液化天然ガス(LNG)が これまでよりも競争力を失い、価格低下に見舞われる可能性が出てき た。LNGの新規プロジェクトはアジア市場に重点を置いている。

ソシエテ・ジェネラルとサンフォード ・C・バーンスティーンに よると、中国がシベリア東部からのガス輸入で合意し、ロシアからパイ プライン経由でガス供給を確保することで価格が下押しされ、LNG輸 出プロジェクトにブレーキがかかる事態が想定される。コンサルタント 会社エナジー・アスペクツ(ロンドン)の天然ガス・石炭・排出量取引 担当責任者トレバー・シコルスキ氏は、今回の合意の結果、LNG輸入 契約をめぐる中国の交渉力が増すとの見方を示す。

LNG部門を20年余り調査している独立系コンサルタントのデービ ッド・レデスマ氏は21日、アムステルダムでのインタビューで中ロ合意 に関し、「中国のLNG輸入需要と、アジアのLNGスポット価格の水 準に影響を及ぼすと考えられる」と指摘した。

原題:Russia-China Gas Deal Seen Damping LNG Prices Amid Rising Output(抜粋)

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