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EU加盟国が銀行基金の合意書署名、ユーロ導入以降最大の前進

欧州連合(EU)加盟各国が21日、 かつては政治的に不可能と言われたことを成し遂げた。危機に見舞われ た銀行に対応するための資金をプールする合意書にほぼすべての加盟国 が署名した。

署名していないのは英国とスウェーデンのみ。合意されたプラン は、各国が自国の銀行への課税によって調達した資金を危機時に利用可 能な基金に移管する方法を打ち出している。この基金はユーロ圏の銀行 の共同監督および危機管理のための幅広い取り組みの一環で、域外の EU加盟国も自主的な参加が可能となっている。この日の署名は、ブリ ュッセルで開かれた各国大使の会合で行われた。

法律事務所リンクレーターズのパートナー、デービッド・エレイラ 氏(ロンドン在勤)は電子メールで「この整理基金は金融ストレス時に 一定の安定をもたらすことになるだろう」と指摘。「これで欧州の銀行 規制の枠組み展開が完了する」と述べた。

EUの行政執行機関である欧州委員会のバルニエ委員(域内市場・ 金融サービス担当)は銀行同盟構築について、ユーロ導入以降で最も野 心的な措置との見解をこれまでに示している。欧州中央銀行(ECB) がユーロ圏の銀行約6000行の監督を引き受ける11月4日が第1段階のス タートとなる。銀行のための共通整理システムの設置は来年の予定。

原題:EU Nations Sign Bank Fund Plan in Biggest Step Since Euro (1)(抜粋)

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