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イタリアとスペイン債が反発、議会選挙控え-ドイツ債は下落

21日の欧州債市場ではイタリアとス ペインの国債が上昇。22-25日実施の欧州議会選挙で反欧州を唱える政 党に対する支持の高まりから、両国債は前日まで続落していた。

イタリア10年債利回りは7週間ぶり高水準まで上げた後、下げに転 じた。同年限のスペイン国債利回りは一時、1カ月ぶり高水準に達し た。ドイツ国債は4営業日続落。10年債(2024年5月償還)入札で応札 額が42億3200万ユーロと、目標上限の50億ユーロに達せず、1年ぶり低 水準に近い利回りを投資家らが敬遠した可能性を示した。

クレディ・アグリコルCIB(ロンドン)の債券ストラテジスト、 ピーター・チャトウェル氏は「周辺国債はよく回復した。市場はそれほ どうろたえておらず、現在は価値に一段と注目している」と述べた。 「入札がドイツ国債に重しだった」とも語った。

ロンドン時間午後4時30分現在、イタリア10年債利回りは前日比6 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.21%。一時 は3.34%と、先月3日以来の高水準となった。同国債(表面利 率4.5%、2024年3月償還)価格は0.49上げ110.99。

同年限のスペイン国債利回りは8bp下げて3.02%。4月14日以降 の最高となる3.17%まで上昇する場面もあった。

既発のドイツ10年債(表面利率1.75%、2024年2月償還)利回りは 2bp上昇の1.37%。16日には1.30%と、1年ぶり低水準を付けた。

この日の入札で、新発10年債の平均落札利回りは1.41%と、前回入 札の4月16日の1.49%を下回り、1年ぶり低水準となった。

原題:Italian Bonds Rise With Spain’s Before EU Elections; Bunds Fall(抜粋)

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