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仏BNP、株価大幅安-米制裁法違反で5000億円超の支払いも

フランスの銀行、BNPパリバの株 価が21日のパリ市場で下落し、約7カ月ぶり安値となった。米国の制裁 法違反で米当局から50億ドル(約5050億円)を超える支払いを求められ るとの懸念が圧迫材料。

株価は一時3%安となり、昨年10月1日以来の安値まで売られた。 パリ時間午前9時45分現在は1.8%安の50.73ユーロで推移している。

米国の連邦および州当局はスーダンやイランなどの制裁対象国との 違法取引に同行が関与した捜査を進めており、制裁金の支払いを求める 方針だと、事情に詳しい関係者が明らかにした。

関係者によれば、当局と同行の協議は続いており、最終的な支払額 は変動する可能性がある。

制裁金が70億ドルを超えた場合、BNPの配当支払いに支障を来し たり10%超の自己資本比率が維持できなくなる可能性があると、メディ オバンカのアナリスト、アラン・ティボゾ氏は指摘した。

ニューヨーク州金融サービス局のベンジャミン・ロースキー局長は 同行の電子送金の一時的な禁止などを検討していると伝えられ、「リス クは制裁金だけではなく、米国で一部事業を行う権利を失う恐れがあ る」とティボゾ氏はロンドンからの電話で述べた。その場合「収益力に 影響が出る」と付け加えた。

原題:BNP Drops as U.S. Said to Seek $5 Billion in Sanctions Probe (1)(抜粋)

--取材協力:Del Quentin Wilber.

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