香港・中国株:上昇-政府系ファンドの株式買い入れ観測で

香港・中国株式相場は上昇。香港市 場のハンセン中国企業株(H株)指数は1週間ぶりの大幅高となった。 政府系投資会社による株式買い入れ観測が広がり、景気減速懸念を打ち 消した。

時価総額で中国4位の石炭会社、エン州煤業は香港市場(1171 HK)で2.7%高、上海市場(600188 CH)では2.5%高。中国石油化工 (SINOPEC:386 HK、600028 CH)は両市場で2.2%高。同社がシ ェールガス事業で民間資本を受け入れる可能性があるとの上海証券報の 報道が好感された。英HSBCホールディングスとマークイット・エコ ノミクスが22日に発表する5月の中国製造業購買担当者指数(PMI) では、5カ月連続で製造業活動の縮小が示される見通し。

H株指数は前日比1.1%高の9995.39で終了。ハンセン指数は1.84ポ イント高の22836.52。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動する 上海総合指数は16.83ポイント(0.8%)高の2024.95。同指数は一 時2000を割り込む場面もあったが、値を戻した。2000割れは政府系ファ ンドによる株式買い入れや政策当局による景気支援策発表の引き金にな ると市場関係者は指摘している。上海、深圳両証取のA株に連動してい るCSI300指数は1%高の2135.91。

国元証券のアナリスト、ツァイ・フォン氏は「株式相場は当局が容 認できない水準に近づいている」と指摘。「2000という水準が一段と重 要になっている。当局は資金供給に向けては、大手国有企業株の保有を 拡大し、指数連動型の上場投資信託(ETF)を買い入れるだろう」と 述べた。

原題:Chinese Stocks Advance Amid Speculation of State Share Purchases(抜粋)

--取材協力:Jack Gao.

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