米FRBのリバースレポ、活用急増-5月は1日平均1940億ドル

米連邦準備制度理事会(FRB)が 昨年9月から試験的に行っているリバースレポプログラムの活用が急増 している。FRBがいずれ、異例の金融緩和策から転換する際には、同 プログラムを恒久的な政策手段に採用する可能性があるとの観測が高ま っている。

リバースレポの活用は5月に入って1日当たり平均1940億ドル (約19兆6000億円)と、1-3月(第1四半期)の860億ドルの2倍余 りに拡大。同プログラムがスタートした昨年9月23日は118億ドルだっ た。21日に公表される4月29、30両日の連邦公開市場委員会 (FOMC)議事録では、リバースレポに関する議論の深まりや変更の 可能性が示されるのではないかとの見方が台頭している。

20日に講演したニューヨーク連銀のダドリー総裁は、現在0.05%の 固定金利で行っている翌日物リバースレポに関し、「金融市場の広範な 参加者を対象に、短期の安全資産を一段と幅広く活用できるようにする ものだ」と説明した。

リバースレポは、米金融当局が銀行やブローカーディーラー、マネ ー・マーケット・ファンド(MMF)、一部の政府支援機関(GSE) といった取引相手を対象に実施し、米国債を貸し出すのと引き換えに銀 行システムから一時的に資金を吸収する。

バークレイズによると、米財務省短期証券(TB)などの供給が季 節要因で不足する一方で、安全資産としての需要が増える中、同プログ ラムはそのままではゼロに向かって低下しかねない短期市場金利に下限 を設ける形となっている。

原題:Fed Repo Program Use Surges as Exit Strategy Speculation Rises(抜粋)

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