プラチナとパラジウム不足約30年で最大か-南アのストの影響

プラチナとパラジウムの供給不足が 今年、この30年余りで最大にまで膨らむとの見通しを、英ジョンソン・ マッセイが示した。自動車メーカーの需要が拡大する一方、供給が制限 されているためとしている。

ジョンソン・マッセイのプラチナ族金属リポートによると、プラチ ナ需要は今年、供給を122万オンス上回る見込み。昨年は94万オンスの 不足だった。パラジウムは161万オンス不足すると予想されている。昨 年は37万1000オンスの不足だった。同社のウェブサイトによれば、予想 通りとなればプラチナは1975年、パラジウムでは80年にさかのぼるデー タに基づくと、不足分はそれぞれ過去最大となる。

プラチナでは世界最大、パラジウムでは2位の生産国である南アフ リカ共和国で鉱山労働者7万人以上が1月からストライキに入っている ことから、今年のプラチナ相場は上昇。プラチナとパラジウムを排ガス 浄化装置に利用する自動車メーカーの需要により、これらの金属は2012 年以降、不足している。パラジウムの最大の生産国であるロシアに対す る制裁を欧米諸国が強化する可能性があるとの見方などを背景に、パラ ジウム価格は今月、11年以来の高値に達した。

原題:Platinum to Palladium Shortages Widen on South Africa Strike (1)(抜粋)

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