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米キャタピラー:2-4月の世界販売、減少ペースが加速

建設・採鉱機械メーカー最大手の米 キャタピラーが20日発表した同社製機械の世界小売販売額は一段の減少 となった。鉱業会社が引き続き支出を減らしていることが背景。

キャタピラーの届け出によると、2-4月期の機械世界販売は前年 同期比13%減少した。1-3月期は同12%減だった。

2-4月期の資源業界向け小売販売は世界各地で減少した。前年同 期比減少率はアジア太平洋70%、中南米68%、北米3%、欧州・アフリ カ・中東45%。

モーニングスターの株式アナリスト、クワム・ウェブ氏は電話イン タビューで、「アジアの減少率はキャタピラーの予想と一致した。減少 の主因は鉱業だと言える」と指摘。「私にとって意外だったのは、中南 米と欧州・アフリカ・中東のこの落ち込みだ」と述べた。

鉱業会社は商品相場安に直面し、支出を減らしている。キャタピラ ーは先月、1-3月期の鉱業向け大型トラック販売が2012年のピーク時 を約80%下回ったと発表。昨年、09年以来の減収減益となったことを受 け、同社は人員削減や工場閉鎖に踏み切った。

2-4月の建設業界向け小売販売でも好ましくない傾向が見られて いる。アジア太平洋地域の増加率は1-3月期の12%から2%に低下。 米州でも販売の伸びが鈍化した。

ジェフリーズ・グループのアナリスト、スティーブン・ボルクマン 氏はリポートで、「世界的に生産水準が小売販売を上回っているよう だ。このため、今年後半も販売不振が続けばディーラーの在庫バランス に圧力がかかる可能性がある」と分析した。

原題:Caterpillar Sales Drop Accelerates Amid Mine Spending Cuts (1)(抜粋)

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