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LMEニッケルが下落-今年は供給過剰との見方で

20日のロンドン金属取引所 (LME)ではニッケル相場が下落。現在の世界の供給は十分との観測 が強まった。一方、値動きのボラティリティを示す数値はここ1年11カ 月で最も高い水準に上昇した。

世界最大手の生産会社、ロシアのノリリスク・ニッケルは今年の供 給過剰量を2万4000トンと予想。LMEのニッケル指定在庫は今年に入 って6.7%増加した。相場が19日に1年8カ月ぶりの大幅高となったの を受け、60日のヒストリカル・ボラティリティは2012年6月以来の高水 準となる30.2に上昇した。

ニューエッジUSA(ニューヨーク)のディレクター、マイケル・ テューレック氏は電子メールで、「ニッケルを中心とする金属相場は、 全体的に供給過剰と予想される点が再度注目されたことから上昇力を若 干失った」と指摘した。

LMEのニッケル相場(3カ月物)はロンドン時間午後7時49分 (日本時間21日午前3時49分)現在、前日比1.2%安の1トン=1 万9855ドル。19日には5.7%高と12年9月14日以降最大の上昇率を記録 していた。15日までの2日間では計11%安と、2営業日としては11年9 月22日以来で最も下げていた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 7月限終値は前日比0.7%安の1ポンド=3.145ドル。

原題:Nickel Drops on 2014 Supply Outlook as Price Volatility Climbs(抜粋)

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