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イタリア10年債利回り、6週ぶり高水準に上昇-議会選挙控え

20日の欧州債市場ではイタリア国債 が下落し、10年債利回りは約6週間ぶりの高水準に達した。今週後半の 欧州議会選挙で有権者が緊縮策に反発するリスクに備える動きが強まっ た。

スペイン国債も続落。欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバ ー、ノボトニー・オーストリア中銀総裁がマイナスの預金金利について 「まだ徹底的に議論する必要がある」と発言し、来月の会合後の追加緩 和をめぐる発表が失望を誘う内容となる可能性が高まった。ポルトガ ル10年債利回りは1カ月ぶり高水準に急上昇。今月早くには2006年以来 の低水準を付けていた。

ウニクレディト(ミラノ)のシニア債券ストラテジスト、ルカ・カ ツラーニ氏は「選挙はイベントリスクと見なされている」とし、「力強 いパフォーマンスのほか、最近の経済データへの失望、選挙結果をめぐ る不透明感が売り材料となっている」と語った。

ロンドン時間午後4時23分現在、イタリア10年債利回りは前日比11 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.25%。一時 は3.26%と、先月3日以来の高水準に達した。同国債(表面利 率4.5%、2024年3月償還)価格は0.92下げ110.60。

スペイン10年債利回りは8bp上げ3.09%、同年限のポルトガル国 債利回りは11bp上昇し3.97%。

ドイツ10年債利回りは1bp上昇し1.36%、フランス10年債利回り は2bp上げ1.84%となった。

原題:Italian Bonds Extend Decline as Risks Build for Peripheral Debt(抜粋)

--取材協力:Jonathan Tirone、Angeline Benoit.

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