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EU:JPモルガン、HSBCなど3行に異議告知-金利操作で

米JPモルガン・チェースと英 HSBCホールディングス、仏クレディ・アグリコルが銀行間金利の操 作で共謀したとして、欧州連合(EU)競争当局がこの3行を摘発し た。

3行はEUの欧州委員会から、競争法違反を通知する異議告知書を 受け取った。欧州委は3行が欧州銀行間取引金利(EURIBOR)を 操作するカルテルに参加したと主張している。3行は昨年、金利操作の 疑いについてEUとの和解を拒否していた。

欧州委は「3行が金利デリバティブ(金融派生商品)の通常の価格 決定プロセスをゆがめることを目的とした共謀計画に参加した疑いがあ る」との声明を電子メールで配布した。

仏ソシエテ・ジェネラルなど6行は昨年12月、合計17億ユーロ (約2360億円)を支払う和解案で合意したが、3行が和解を拒否したほ かソシエテは後日に制裁金の額について不服を申し立て、迅速に問題に 終止符を打とうとしたEUの目論見は外れた。

JPモルガンとHSBCはそれぞれ、EUの主張に対し抗弁すると 表明した。JPモルガンは「欧州委の調査に100%協力してきた。異議 告知書の内容には根拠がないと考える」とコメント。また、クレディ・ アグリコルは「文書を受領し次第、内容を吟味する」との電子メールを 配布した。

3行は欧州委の異議告知に対して書面によって、または聴聞会で反 論することができる。

アルムニア欧州委員(競争政策担当)がこの日の記者会見で述べた ところによると、3行は和解を拒否したことで制裁金の10%減額を受け る権利を失っている。

ソシエテは申し立てで、欧州委による同行の収入算定と制裁金の割 り当てには「明白な誤り」があったと主張した。EUが先週官報で公表 している。

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