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ロシアTV、ウクライナ国境から軍撤退と報道-首相は冷戦警告

ロシア軍がウクライナ国境付近から 撤退していると、ロシア国営テレビが報じた。同国のメドベージェフ首 相は、米国と欧州連合(EU)が新たな冷戦を勃発させようとしている と警告した。

ウクライナとの国境付近の3州に駐留していたロシア軍将兵はショ イグ国防相の命令を受け基地への帰還を開始したと、ロシア国営テレビ が20日報じたが、ウクライナと北大西洋条約機構(NATO)、米国は ロシア軍撤収の様子は見えないとしている。

インタファクス通信によれば、ウクライナ外務省のペレビーニス報 道官はウクライナ国境付近のロシア軍の配備に「何の変化もない。ロシ ア当局が国際社会全体に誤った情報を与えている可能性は高い」と述べ た。

3月のクリミア編入以来、ロシアはロシア系市民の多いウクライナ 東部で騒乱をあおっていると批判されている。

メドベージェフ首相は19日ブルームバーグテレビジョンとのインタ ビューで、ロシアが米国およびその同盟国との「第2の冷戦」に引きず りこまれようとしていると発言。ロシアは米・EUによる制裁強化に対 する報復措置を準備していると警告した。措置の内容には言及しなかっ たものの、制裁はもろ刃の剣だと指摘した。

同首相はまた、ロシアがウクライナ東部のドネツクとルガンスク州 を併合しないとは保証できないとし、「ロシアは誰に対しても何も保証 する必要はない。この問題についていかなる義務も負っていないから だ」と語った。

ドイツのメルケル首相は20日、ウクライナが連合協定によってEU との関係を強化することは「反ロシアを意図するものでは決してない」 と言明した。

--取材協力:Kateryna Choursina、Michael Winfrey、James G. Neuger、Scott Rose、Volodymyr Verbyany.

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