コンテンツにスキップする

中国:サイバー作業部会の活動中断-米での刑事訴追受け

米政府が中国人民解放軍の将校5人 を経済スパイ行為の罪で刑事訴追したのに対し、中国はサイバーセキュ リティーをめぐる両国の作業部会の活動を中断するとともに、新たな報 復も辞さない構えを示した。

中国外務省の秦剛報道官は声明で、今回の訴追は「国際関係の基本 的な規範の重大な侵害で、中米間の協調と相互信頼を損なう」と批判。 中国が米国側に撤回を求めたことを明らかにした。また、外務省の発表 によると、鄭澤光次官補は19日に米国のボーカス駐中国大使を呼んで正 式に抗議した。

秦報道官による厳しい内容の声明は、ハッキングをめぐる新たな緊 張の高まりを反映している。米国家安全保障局(NSA)の請負企業の 元社員エドワード・スノーデン容疑者は昨年、米国が2009年から中国国 内のコンピューターをハッキングしていると指摘。作業部会はケリー国 務長官の昨年の訪中時に設置された。

中国国営の新華社通信は訴追発表の数時間後、中国国家インターネ ット情報弁公室の報道官の発言を引用して、中国のサイバー空間への最 大の攻撃主体である「米国が自国の流儀を通すのであれば」中国は対抗 措置を取るだろうと伝えた。

新華社は3月19日から5月18日までの間、中国国内のホストコンピ ューター118万台が米国内のサーバーから制御可能な状態に置かれたと 指摘。「中国は米国にやめるよう何度も求めたが、盗聴に関する声明は 全くなく停止もされなかった。中国の人々への謝罪も一切なかった」と 非難した。

原題:China Suspends Cybersecurity Cooperation After U.S. Charges (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE