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ブラジルのサトウキビ、干ばつで高さ伸びず-砂糖不足を示唆

ブラジルでサトウキビを栽培するホ セ・ロドルフォ・ペナッティさん(54)は、自宅の窓から世界の砂糖生 産が4年ぶりに不足することになる兆候を見て取ることができる。

ペナッティさん一家が1950年代からサンパウロ州で運営してい る150エーカーの農地では、通常3メートル以上になるサトウキビが半 分ほどの高さにしか生育せず、緑色ではなく茶色になっている。1月か ら3月にかけてブラジル中南部を干ばつが見舞ったためだ。収穫高 が20%落ち込むとペナッティさんは予想しており、「これまで経験した 中で最悪のシナリオだ」と語る。

FCストーン(ブラジル)のリスク管理担当シニアコンサルタン ト、ブルーノ・リマ氏によると、ブラジルの生産高が減少すれば、2013 年10月-14年9月の世界の砂糖生産は需要を90万トン下回る見通し。同 国は世界最大の砂糖生産・輸出国。取引会社のコパスカーは、粗糖先物 相場が年末までに13%上昇し、1ポンド当たり20セントになると予想し ている。

ICEフューチャーズUS(ニューヨーク)の粗糖相場は1月末以 降14%上昇し、今月19日には17.77セントを付けた。商品24品目で構成 するS&P・GSCIスポット指数の上昇率である5.1%を上回ってい る。

原題:Stumpy Brazil Cane Crop Signals World Sugar Deficit: Commodities(抜粋)

--取材協力:Morgane Lapeyre、Luzi Ann Javier.

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