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【個別銘柄】ヤフーや大平金が急伸、電力は堅調、三陽商急落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

ヤフー(4689):前日比12%高の459円。ソフトバンク(9984)か らの携帯通信会社、イー・アクセス株の取得を中止すると19日に発表。 ソフバンクと協議を重ねた結果、子会社化して自らインフラを手掛ける よりもヤフーはサービスに特化、Eアクセはインフラとそれぞれの強み を生かし、協業の形で事業を進めることが望ましいと判断した。これに 伴い、4-9月期(上期)の連結売上高見通しを3359億円から2119億円 に下方修正した。SMBC日興証券では、買収に伴うキャッシュアウト がなくなるほか、巨大な出資がなくても協業は可能との認識を踏まえ、 投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に上げた。

大平洋金属(5541):8.6%高の493円。ロンドン金属取引所 (LME)のニッケル相場が19日の取引で5.7%高のトン当たり2万100 ドルと、2012年9月以来の上昇率を記録。世界最大手の生産会社である 露ノリリスク・ニッケルが、来年の世界市場は供給不足に陥ると予想し たためで、市況高で収益改善が加速するとみられた。住友金属鉱山 (5713)も2.1%高の1588円。

電力株:電力各社が出資する日本原子力発電は20日、東海第2発電 所の再稼働に必要な新規制基準への適合性確認審査の申請を、原子力規 制委員会に行ったと発表。原発再稼働に向けた動きが進んでいると見ら れた。関西電力(9503)が4%高の941円、中部電力(9502)が2.8%高 の1174円、東北電力(9506)が3.2%高の1081円など。関西電には、14 年度中にも不動産子会社の関電不動産とMID都市開発を統合する方 針、と20日付の日本経済新聞朝刊で報じられる材料もあった。エネルギ ー事業との相乗効果が乏しいグループ企業の統合・売却の先駆けとする という。

三陽商会(8011):13%安の230円。英バーバリーとライセンス契 約に関する協議の結果、バーバリーの婦人服と紳士服の販売事業を15年 春夏シーズンで終了、子供服については同シーズン終了後に事業をバー バリーグループに移管する、と19日に発表した。経営戦略の再構築を迫 られると懸念された。

キヤノン電子(7739):2.9%高の1778円。発行済み株式総数 の2.16%に当たる90万株、15億円を上限に自己株取得を行うと19日に発 表。当面の需給改善が見込まれた。取得期間は20日から10月20日まで。

ウシオ電機(6925):3.7%高の1230円。発行済み株式総数 の1.53%に相当する200万株、25億円を上限に自己株取得を行うと19日 に発表した。取得期間は20日から6月23日まで。

セガサミーホールディングス(6460):3.5%高の1774円。カジノ 事業に参入、専用遊技機を開発し、マカオやシンガポールなどアジア各 地のカジノに売り込むと20日付の日本経済新聞朝刊が報道。将来的な収 益貢献を見込む買いが入った。

日本M&Aセンター(2127):4.3%安の2343円。投資家層の拡大 などを狙い、会長、社長の保有する計254万4000株の株式を売り出す と19日に発表。オーバーアロットメントによる売り出し38万1600株も実 施する可能性がある。当面の需給悪化が懸念された。

ノーリツ鋼機(7744):150円(19%)安の624円とストップ安。15 年3月期の連結純利益は前期比62%減の5億円を計画する、と19日に発 表。通信販売事業を中心に消費税増税前の特需、為替の恩恵効果が一巡 するほか、既存事業の構造改革実施の費用などを見込む。増益率3.2倍 の13億2400万円だった14年3月期からの利益水準の低下が嫌気された。

UBIC(2158):11%高の414円。ビジネス推進に重要な情報を 「ビッグデータ」から抽出する次世代データ解析ソリューションを提供 可能とした人工知能応用技術「プレディクティブ・コーディング」に係 る日本特許を取得した、と19日に発表した。

酉島製作所(6363):4.2%安の763円。野村証券は19日、投資判断 を「買い」から「中立」に下げた。統合基幹システム(ERP)による 混乱収束は16年3月期以降になる可能性で、コストの高止まり懸念が払 しょくされ、利益が安定的に出る体質になるには時間がかかるとの見方 を示した。

クスリのアオキ(3398):6.2%高の3625円。いちよし経済研究所 は19日、投資判断を新規に「買い」とした。食品強化、調剤併設型店舗 への急速転換で既存店売上高の高伸長が続いていると評価。同証によ る14年5月期の営業利益予想を58億円(会社計画52億8000万円)、来 期66億円とした。

タツタ電線(5809):4.9%高の468円。1月に株式の75%を取得し た制御計装ケーブルメーカーの立井電線(大阪府東大阪市)について、 これまで外注していた導体をグループで内製化、コスト競争力や納期対 応を強化できると木村政信社長が19日の事業説明会で明らかにした、 と20日付の鉄鋼新聞が報道。買収情報の詳細、メリットを好感する買い が先行した。

ジャストシステム(4686):100円(15%)高の748円でストップ 高。米ニューヨークを拠点に株式調査を行うEVAディメンションズ は19日、投資判断を「ホールド」から「オーバーウエート」に上げた。

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