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ドイツ銀、資本性証券の発行高を計47.5億ドルに増額

ドイツ銀行は危機時に資本に算入で きる劣後債の発行高を47億5000万ドル(約4800億円)相当に増額した。

資本増強を目指す同行は当初、その他Tier1(中核的自己資 本)に算入できるこの証券を、ドルとユーロ、ポンド建てで合計約40億 ドル相当発行する計画だった。事情に詳しい関係者が匿名を条件に明ら かにした。同債券は発行後6年と8年、12年の時点で償還が可能だとい う。ドイツ銀のグループ財務責任者、アレグザンダー・フォンズールミ ューレン氏によれば、250億ユーロ(約3兆5000億円)余りの注文があ った。

自己資本をめぐる規制強化の中で、危機時に元本削減や資本への転 換ができる証券の発行が増えている。その他Tier1証券は償還期限 がなく利払いも停止できるためデフォルト(債務不履行)に陥ることが なく、銀行が営業を続けることが可能。1年前にこのような証券の市場 が誕生して以来、欧州の銀行は400億ドル余りを発行、ブルームバーグ のデータによればクーポンは平均7.49%。

ドイツ銀の証券のうちドル建ての12億5000万ドルの金利 は6.25%、17億5000万ユーロのユーロ建ては6%、6億5000万ポンドの ポンド建ては7.125%とされている。

--取材協力:Leo Laikola.

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