コンテンツにスキップする

武田がアクトスのリスク隠した-弁護士がネバダ州裁判で主張

武田薬品工業の糖尿病治療薬「アク トス」をめぐり2人の女性が米ネバダ州ラスベガスの州裁判所に起こし た訴訟の裁判で、女性側の弁護士は19日、武田幹部が売り上げへの影響 を避けるためアクトスのがんリスクを隠したと主張した。

訴えているのはデローレス・シプリアノさんとバーサ・トリアナさ ん。2人ともアクトス服用後にぼうこうがんにかかったという。2人の 弁護士、ロバート・エグレット氏はこの日の最終弁論で、アクトスとぼ うこうがんを関連づけた武田の研究について同社が消費者や医師に適切 に警告するのを怠ったと述べた。

アクトスをめぐる訴訟ではルイジアナ州の連邦地裁の陪審が6週間 前、武田と販売パートナーの米イーライ・リリーに総額90億ドル (約9140億円)の懲罰的損害賠償金の支払い義務があると認定したが、 これは減額されることがほぼ確実とみられている。

証拠収集などの審理前手続きのため、2700件を超えるアクトス関連 訴訟がルイジアナ州連邦地裁の判事の下に集約されており、その他にも 数千件の訴訟が各地の州地裁に起こされている。

アクトスを服用していた男性の遺族がイリノイ州の裁判所に起こし た訴訟では、同裁判所の陪審が先週、男性のぼうこうがんによる死亡に ついて武田に責任はないとする評決を下した。

原題:Takeda Hid Diabetes Medicine’s Cancer Risks, Lawyer Says (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE