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5月19日の米国マーケットサマリー:円が3カ月ぶり高値

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3710   1.3694
ドル/円            101.40   101.50
ユーロ/円          139.03   139.00


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       16,511.86     +20.55     +.1%
S&P500種           1,885.08      +7.22     +.4%
ナスダック総合指数    4,125.81     +35.23     +.9%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .34%        -.02
米国債10年物     2.54%       +.02
米国債30年物     3.39%       +.04


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,293.80     +.40     +.03%
原油先物         (ドル/バレル)  102.63      +.61     +.60%

◎NY外国為替市場

19日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで3カ月ぶり高値に 上昇した。世界経済の成長が引き続き低迷するとの懸念から安全資産へ の需要が高まった。

円は4営業日続伸。日米10年物国債の利回り格差はほぼ7カ月ぶり の低水準をつけた。

ソシエテ・ジェネラルのシニア通貨ストラテジスト、セバスチャ ン・ゲーリー氏は、「ドル・円相場の変動はこれまでの水準からやや下 げた」と述べ、「経済成長やインフレの欠如がある程度影響している」 と続けた。

ニューヨーク時間午後2時20分現在、円は対ドルで0.2%上昇して 1ドル=101円30銭。一時は2月5日以来の高値となる101円10銭をつけ た。円は対ユーロで0.1%高の1ユーロ=138円85銭。一時は138円67銭 と、2月7日以来の高水準となった。ユーロは対ドルで0.1%上昇して 1ユーロ=1.3713ドル。

◎米国株式市場

米株式相場は薄商いの中を続伸。前週下げたインターネット株と小 型株の戻りが続いた。

パンドラ・メディアやトリップアドバイザー、ネットフリックスな どがインターネット株をけん引した。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は前週末比0.4%高の1885.89。ダウ工業株30種平均は20.55ドル (0.1%)上げて16511.86ドル。ラッセル2000指数は1%上昇。

シェーファーズ・インベストメント・リサーチのシニア株式アナリ スト、ジョー・ベル氏は電話インタビューで、「過去数カ月、ボラティ リティは高いが、方向感はあまりなく、それが当たり前になっている」 と指摘。「相場が天井に近いとは思わない。天井形成は一般に強い楽観 や陶酔感を伴うが、現在そうなっているとは思わない」と述べた。

◎米国債市場

米国債市場では5年債利回りが2カ月ぶり低水準に接近。米連邦公 開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控え、金利が上昇するとの見 方が後退した。

5年債と30年債の利回り格差(イールドカーブ)は4ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)拡大し、8日以降で最大のスティーブ化 となった。米商品先物取引委員会(CFTC)の統計によれば、ヘッジ ファンドなど大口投機家の5年債先物に対するネットショートポジショ ンは13日終了週では過去最大だった。バンク・オブ・アメリカ (BOA)メリルリンチの指数によれば、5年債の年初来リターン は1.9%。

グッゲンハイム・セキュリティーズの米政府債トレーディング担当 マネジングディレクター、ジェーソン・ローガン氏は「多くの投資家が 相場上昇でひどい目に遭ってきたため、神経質になり過ぎて米国債に対 してネガティブな見方ができなくなっている」と指摘。「金融当局はや やハト派的な姿勢を維持している。地政学面での懸念が続いており、経 済指標は改善してはいるものの、まだ力強さはない。こうした環境にお いて、利回りは低下が続くとの懸念がある」と述べた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後3時8分現在、5年債利回りは2bp低下の1.54%。同年債(表面 利率1.625%、2019年4月償還)価格は2/32上げて100 13/32。利回り は15日に1.51%と、3月14日以来の水準に下げた。

◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場は小幅ながら3営業日ぶりに上昇。インド の新政権が金の輸入規制を緩和するとの観測を背景に、買いが入った。

ニューエッジ・グループ(ニューヨーク)のブローカー、トーマ ス・キャパルボ氏は電話インタビューで、「インドが金の輸入関税を引 き下げるとの楽観が広がっている」と指摘。「インドの需要が年後半に 増えると見込まれている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限は前週末比0.1%未満上げて1オンス=1293.80ドルで終了した。

◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場は4週ぶり高値に上昇。米石油受け渡し 拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が、ここ16週間で15回目の減 少になるとの見通しが背景にある。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエ ネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「クッシングの在庫は約5 年ぶり低水準となっており、今後も減少が続く可能性がある。6月限の 取引はあす20日が最終日で、価格下落を見込んでいた投資家は時間切れ となることからショートカバーが発生する可能性がある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・イ ンターミディエート(WTI)6月限は前週末比59セント(0.6%)高 の1バレル=102.61ドル。終値としては4月21日以来の高値。6月限は あす20日が取引最終日。中心限月となった7月限は53セント(0.5%) 上げて102.11ドル。

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