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欧州株:ほぼ横ばい-アストラゼネカ下落、ライアンエアー上昇

19日の欧州株式相場はほぼ変わら ず。前週は5週連続高となっていた。ライアンエアー・ホールディング スが大きく上昇した一方、アストラゼネカは急落した。

英製薬会社アストラゼネカは2002年8月以来の大幅安。同社は米フ ァイザーが提示額を引き上げた買収提案を拒否した。ドイツ銀行 は1.7%下げた。同行として過去2番目の規模となる80億ユーロ規模の 増資計画の一環として、約6000万株をカタールの王族に売却した。一 方、アイルランドの格安航空会社ライアンエアーは11%急伸。今年度の 増益見通しが好感された。発電・鉄道輸送を手掛けるフランスのアルス トムは2.6%上げた。

ストックス欧州600指数は前週末比0.1%安の338.51。一時は0.9% 下げた。13日には約6年ぶり高値を付けていた。企業買収の動きが活発 化したほか、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が必要であれば6月 に金融政策を緩和することに「やぶさかではない」と発言したことが背 景にある。

ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のバイスプレジデン ト、ジョン・プラサード氏は「アストラゼネカの拒否で、この日の製薬 銘柄に失望売りが広がったのは明らかだ」とし、「同セクターは大きな 統合・再編の局面にあるため、大手が市場シェアを拡大するため行動す るのは必須。ファイザーが再提案する公算は小さいため、提案拒否は市 場に歓迎されていない」と語った。

19日の西欧市場では18カ国中10カ国で主要株価指数が上昇。仏 CAC40指数と独DAX指数はそれぞれ0.3%上げた。英FTSE指数 は0.2%安となった。

原題:European Stocks Little Changed; AstraZeneca Drops, Ryanair Jumps(抜粋)

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