コンテンツにスキップする

EUが繰り延べ資産政府保証の公的債務化でスペインと協議へ

スペインの銀行が破綻した場合、最 大300億ユーロを支払うとの政府公約について、欧州連合(EU)統計 局(ユーロスタット)は早ければ来月にも同国当局者と話し合う計画 だ。事情に詳しい関係者が述べた。スペインは銀行資本の増強計画の一 環として同公約を掲げている。

スペインは昨年、国内銀行が保有する繰り延べ税金資産300億ユー ロを保証することを決定した。新たな国際銀行資本規制「バーゼル3」 では向こう10年間にわたり資本から繰り延べ税金資産を除外するよう義 務付けられているからだ。これにより金融危機時に問題を抱えた金融機 関を吸収したバンキアやサバデル銀行などはバーゼル3によって特に打 撃を受けることが予想されていた。

情報が非公開だとして匿名を条件に述べた関係者によると、ユーロ スタットは同公約の内容が財政赤字および公的債務として考慮されるべ きであるかを評価したい考えで、同様の調査を他国にも拡大する可能性 がある。

ユーロスタットの広報担当官ティム・アレン氏は電話インタビュー で、国家当局と協議中の案件についてはコメントしないと述べた。スペ インのデギンドス経済・競争力相の広報官もユーロスタットとの協議に ついてコメントしないと話した。

スペイン政府は赤字や負債比率を引き上げることなく、公的バラン スシートを利用してバーゼル3適用時の銀行資本ベースを強化する方策 を模索してきた。

原題:EU Said to Question Spain’s Tax Plan to Bolster Bank Capital (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE