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ベトナム株への資金流入続く-反中デモ後の株価下落で割安感

ベトナムでの反中デモ激化が海外か らの投資や経済成長に悪影響を与えるとの懸念にもかかわらず、ベトナ ム株式市場への資金流入が続いており、海外投資家が動揺していないこ とを示唆している。

ホーチミン市証券取引所では4月18日以降、外国人投資家の買い越 しが毎営業日続いている。18営業日連続は1月以降で最も長期の買い越 しだ。指標のVN指数が8.8%下げる中で、外国人投資家はベトナム株 保有を約9300万ドル(約94億円)相当増やした。バリュエーション(株 価評価)は4カ月ぶりの低水準となった。

アドバンス・エマージング・キャピタルやサムスン・アセット・マ ネジメント、ジェフリーズ・グループは依然ベトナム株に強気だ。イン フレ率は低く、政府は銀行の不良債権処理を進め、環太平洋連携協定 (TPP)が輸出企業の見通しを支えている。

ベトナムと中国が領有権を争う南シナ海の西沙諸島近くで中国が油 田掘削装置(リグ)を設置したことから、ベトナム国内で反中デモが相 次ぎ発生。デモ参加者の一部が暴徒化し2人が死亡、約140人が負傷し たことで、ズン首相は17日にデモ阻止を命じた。

アドバンス・エマージングの投資マネジャー、サミール・シャー氏 (ロンドン在勤)は電子メールで、「われわれのベトナムに対する見通 しは引き続き強気だ。経済における着実な進展が継続されるだろう」と コメントした。

原題:Vietnam Bulls Unfazed by Riots as Foreigners See Bargain Stocks(抜粋)

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