中国株:上海総合指数、3週間ぶり安値-住宅指標など嫌気

中国株式相場は反落。上海総合指数 が3週間ぶりの安値となった。不動産市場の落ち込みや銀行間の資金融 通規制で、景気が一段と減速するとの懸念が広がった。金融株や酒造株 を中心に売られた。

万科企業(000002 CH)や保利房地産集団(600048 CH)が不動産株 の下げを主導。同国主要70都市のうち4月に新築住宅価格が値上がりし たのは44都市と、2012年10月以降で最も少なかった。

中国民生銀行(600016 CH)は約2カ月ぶり安値。中国人民銀行 (中央銀行)が銀行間の資金借り入れ規制を16日に発表したことを受 け、UBSが民生銀などの株式に慎重な見方を示した。酒造会社の宜賓 五糧液(000858 CH)は2.5%安。一部製品の小売価格を30%余り引き下 げたとの中国証券報の報道が材料視された。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動する 上海総合指数は前週末比21.32ポイント(1.1%)安の2005.18と、4 月28日以来の安値で終了。一時は2000割れする場面もあった。上海、深 圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は前週末比1.4%安 の2115.29。

浙商証券の張彦斌アナリスト(上海在勤)は「週末に発表された住 宅価格の指標は良い内容でなく、投資家は住宅の値下がりが続くと予想 している」と指摘。「当局による銀行間借り入れ規制は不動産会社にも 重しとなろう。先週の一連の経済指標で、景気が回復していないことが 示された」と述べた。

原題:China Stocks Fall to Three-Week Low as Home-Price Growth Slows(抜粋)

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