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タイ:1-3月はマイナス成長、政情不安で-リセッション懸念

タイ経済は1-3月(第1四半期) に4四半期ぶりにマイナス成長となった。政情不安が国内需要と観光に 打撃を与えており、年内にリセッション(景気後退)に陥るリスクが高 まっている。

国家経済社会開発庁(NESDB)が19日発表した1-3月期の国 内総生産(GDP)は前期比2.1%減少。昨年10-12月は0.1%増(改定 値)だった。ブルームバーグが調査したアナリスト16人の1-3月期 GDPの予想中央値は2.2%減。前年同期比では0.6%減だった。アナリ ストの予想中央値は0.4%増。

昨年10月後半に始まったインラック前首相の退陣を求めるデモによ り、インフラ投資は停滞し、消費者信頼感が打撃を受けた。今月の憲法 裁判所の判決によりインラック氏は失職に追い込まれ、陸軍は国内の暴 力行為がエスカレートした場合は軍事力を行使する可能性を明らかにし た。格付け会社は格付けへのマイナスの影響を指摘している。

DBSグループ・ホールディングスとみずほ銀行のアナリストは、 タイの2四半期連続でのマイナス成長を予想しており、同国は東南アジ アの主要国で唯一、年内にリセッションに陥る可能性がある。

原題:Thai GDP Contracts on Political Unrest, Raising Recession Risk(抜粋)

--取材協力:Ailing Tan.

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