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3月の機械受注、96年以来の高い伸び-市場予想を大幅に超える

3月の機械受注は1996年以来の高い 伸びを示し、市場予想を大幅に超えた。プラスは2カ月ぶり。企業の設 備投資が回復を続けており経済成長を支援していることを示した。

内閣府が19日発表した3月の機械受注統計(季節調整値)による と、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は、前月 比19.1%増の9367億円となった。ブルームバーグ・ニュースの事前調査 による予測中央値は同5.8%増だった。1件当たり100億円を超える大型 案件が17件、総額3420億円あり全体の数字を押し上げた。ブルームバー グのデータによると、3月の伸び率は96年10月の25.5%増以来の大きさ だった。

4-6月の見通しは5四半期連続で増加し、前期比0.4%増の2 兆5586億円。同時に発表した1-3月期の実績は4.2%増の2兆5474億 円だった。

機械受注は、企業が設備用機械をメーカーに発注する段階で集計す るため、実際の設備投資に半年程度先行するとされる。

SMBC日興証券のシニアエコノミスト、宮前耕也氏は発表内容を 受けた電子メールで、「数字自体は素直に強い。4-6月期はほぼ横ば い圏をキープ」と分析した。

宮前氏は現状の評価と先行きについて、「消費増税後の景気不透明 感で、いったん慎重化すると見ていたが、想定よりも強めの数字が出て きた。企業のアンケート調査などでは増税後も景気楽観論が優勢だが、 今回の統計はそれを裏付ける数値」と述べた。ただ、「先行きの設備投 資が増えるには輸出数量の回復が必要だろう」との見方を示した。

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